モンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育の目的
子どもの自立と自律を援助する
モンテッソーリ教育の基本は、「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考え方にあります。
モンテッソーリ教育の目的はそれぞれの発達段階にある子どもを援助し、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことです。
モンテッソーリ教育の方法
自由活動の保障と、整えられた環境による教育
モンテッソーリ教育を行う園では、子どもたちに自発的な活動に取り組む自由を保障し、そのために「整えられた環境」を準備します。
「整えられた環境」とは、次の4つの要素を満たすものです。
- 子どもが自分で自由に教具を選べる環境構成。
- やってみたいなと思わせる、魅力的な教具。
- 社会性・協調性を促すための、満3~6歳までの異年齢混合クラス編成。
- 子どもそれぞれの発達段階に適した環境を整備し、子どもの自己発達を援助する教師。
モンテッソーリ教育の内容
モンテッソーリ教育では、子どもの内発的な発達プログラムに基づいて、次のような実践課目を設けています。
それぞれの課目には、独特の体系を持つ教具が用意されていますが、子どもは必ずしもそのカリ キュラムに従って活動するわけではありません。 あくまでも子どもの自主性・主体性が尊重されます。
それぞれの課目には、独特の体系を持つ教具が用意されていますが、子どもは必ずしもそのカリ キュラムに従って活動するわけではありません。 あくまでも子どもの自主性・主体性が尊重されます。